『今際の国のアリス』はNetflixで世界190カ国に配信されている作品で、山崎賢人さんや土屋太鳳さん、三吉彩花さん、山下智久さんなど豪華キャストが起用されています。そんな注目作品である『今際の国のアリス』ですが、最終回がひどいってほんとうなのでしょうか。
そこで今回は、『今際の国のアリス』の最終回がひどいって本当なのか、ネタバレや考察を紹介します。
今際の国のアリスの最終回がひどいって本当?
『今際の国のアリス』は豪華キャストが起用されているだけではなく、2020年12月10日にシーズン1が配信され、シーズン2は2022年12月22日から公開されています。
そして、2023年9月28日に『今際の国のアリス』シーズン3の制作が発表され、2025年9月25日から配信が予定されていますが、なぜ最終回がひどいと言われてしまっているのでしょうか。
それでは、『今際の国のアリス』の最終回がひどいとされる理由をみていきましょう。
夢落ち?
『今際の国のアリス』は主人公たちが突然デスゲームに巻き込まれ、生き抜いていくために時には非情な選択をするという物語になっています。『今際の国のアリス』シーズン2でようやく元の世界に戻ってくることができたのですが、ゲーム中で経験した記憶をすべて失ってしまっていました。
そのため、多くの視聴者からは結末がまさかの夢落ちという風に受け取られてしまい、最終回がひどいと言われてしまっているようです。
夢落ちはよくある設定ですが、視聴者的には最も白けてしまう展開なので、マイナス評価も仕方がないのかもしれません。
説明不足
『今際の国のアリス』シーズン2の最終回で主人公たちは目を覚ましますが、それまでの記憶などを失っている状態で終わってしまいます。
そのため、『今際の国のアリス』シーズン1・シーズン2で起きていたことは何だったのか詳しく解説されていません。ただ、主人公たちは隕石事故に巻き込まれていたので、それによって心臓が止まり、生と死の狭間にいたことから臨死体験をしていたのではないかと考えられているようです。
夢落ちではなく、臨死体験が描かれていたわけですが、説明不足で評価を下げてしまったのかもしれません。
登場人物の設定の変化
『今際の国のアリス』の最終回に限った話ではないですが、シーズンを通して登場人物の設定の変化が指摘されており、このことが作品の評価に影響をしているのかもしれません。
『今際の国のアリス』には個性溢れるキャラクターが多数登場するのですが、途中から以前とは異なる印象が持たれるようになってしまいました。
特に指摘されているのが主要メンバーとして活躍していたチシヤです。このキャラクターは頭が良く、冷静沈着という設定でしたが、途中から激情に駆られた様子などがあり、違和感をもった人も多かったのではないでしょうか。
難しいゲームルール
『今際の国のアリス』にはトランプに登場するスペード、クローバー、ダイヤ、ハートといった記号毎にゲーム内容などが違いました。また、これまでにはなかったゲーム内容なので新鮮味などがあったのですが、ややルールが複雑で説明も短いこともあり、理解できない人が続出してしまったようです。
それにより、ゲームクリアの基準などが明確に表示されないままストーリーが進行していき、気づいたら終わっていたということがあり、ひどいという意見になってしまっているようですね。
今際の国のアリスのネタバレや考察を紹介
『今際の国のアリス』シーズン2の最終回では、ゲーム中の記憶を失っている主人公・アリスとヒロインであるウサギが病院で出会っています。そして、ラストにはこれまでのシーズンでは登場してこなかったジョーカーのトランプが映し出されていました。
そのため、『今際の国のアリス』シーズン3ではアリスとウサギがこれまで以上に親密な関係になることやジョーカーの正体が明らかになることが予想されますが、どのようにストーリー展開されていくのでしょうか。
もう一度ゲームに挑戦
2025年8月現在では、『今際の国のアリス』シーズン3に関する情報はあまり出ていません。ただ、2025年2月12日にYouTubeで、『今際の国のアリス』シーズン3の予告映像が配信されていました。予告映像ではアリスがもう一度ゲームの世界に戻っていく様子が描かれており、深い関係となっていると予想されるウサギを助けるためなのではないかとされています。
ちなみに、事前情報では『今際の国のアリス』シーズン3はシーズン2の4年後の世界が描かれており、アリスは臨床心理士になっているようです。
物語の鍵はジョーカー?
『今際の国のアリス』シーズン3で最も注目されているのは、シーズン2のラストで映し出されていたトランプのジョーカーではないでしょうか。
『今際の国のアリス』の原作でもジョーカーは謎の存在となっており、Youtubeにある予告映像でもストーリーの行方を左右する重要な人物として描かれています。これまでの傾向を考えると、各記号のキングが最難関とされていましたが、特殊な役割を持つジョーカーが行うゲームはより難易度が高くなっているのではないでしょうか。
永住側が敵になる?
『今際の国のアリス』シーズン2では、アリスやウサギを含む主要メンバーはゲームをクリアした暁として現実世界に戻ることを選びました。しかし、ゲームクリアをしたキャラクターの中には現実世界に戻らないという選択をした人物もいます。
それが、バンダやヤバです。この2人は『今際の国のアリス』シーズン2でそこまで出番があったわけではないですが、他の登場人物とは違った存在感があり、永住権を選択したことからもシーズン3では敵になる可能性もあるのではないでしょうか。
RETRYは描かれる?
『今際の国のアリス』シーズン3はオリジナルストーリーが展開されることが予想されていますが、一部では原作の続編となっている『今際の国のアリス RETRY』のストーリーが描かれるのではないかとも言われています。
ただ、『今際の国のアリス RETRY』は2巻しか発売されていないので、ストーリー展開的に短すぎるという意見も出ているようですね。
まとめ
今回は『今際の国のアリス』の最終回がひどいって本当なのか、ネタバレや考察を紹介しました。
『今際の国のアリス』はデスゲームから生き残ることを目指すという単純そうなストーリーに見えますが、生と死について考えさせられる奥深い作品になっています。
現時点では情報があまりありませんが、『今際の国のアリス』シーズン3でジョーカーがどのような役割を果たすのか注目していきましょう。