今月世界選手権壮行試合が行われ再び注目を集めている男子バレーですが、高橋藍選手はエースと呼ばれる選手の1人です。試合の中継でも高橋藍選手の名前が書かれた自作うちわを持っている方が多く見られました。
そんな彼は顔立ちからハーフなのではという噂がありますが果たして真相はどうなのでしょうか。彼の家族構成やこれまでの経歴と合わせて徹底的に調査していきましょう。
高橋藍選手とは
高橋藍選手は石川祐希選手や西田有志選手に並ぶ日本男子バレーのエースで応援するファンからは「イケメン三銃士」と言われているそうです。各国を遠征している時も同じようにずっと試合を見に行き、出待ちをする熱狂的なファンもいます。アイドルのような人気ぶりですが、彼らやチームのおかげで男子バレーの知名度が一気に上がったといっても過言ではありません。
ハーフではない?
高橋藍選手は高い鼻筋や彫りの深い顔からハーフという噂がありますが、実はハーフではありません。イギリスやオーストラリアのハーフなのではと言われていましたが、彼の母方の祖父はアメリカ人なので厳密にいうとクォーターです。そのため兄の高橋塁選手も少しハーフのような顔つきですよね。祖父の影響なのかは不明ですが彼は日本語の他に英語とイタリア語を話すことが出来ます。
気になる家族構成は?
兄もバレーボール選手である高橋塁選手ということは紹介しましたが、他にも兄弟はいるのか家族構成を見ていきましょう。彼には2つ上の兄と4つ下に妹がいる5人家族だそうです。彼の父は大の野球好きで始めはバレーボールを知りませんでした。3人のお子さんは野球にちなんだ名前だそうですが全員野球ではなくバレーボールの道に進みました。
兄はどんな方?
兄である高橋塁さんもバレーボール選手です。高橋藍選手が兄が所属するサントリーサンバーズに移籍されたので現在は同じフィールドでプレーされています。彼が日本でプレーするようになってからは2人でトーク番組に出演しファンを驚かせました。兄とはシーズンオフの間出かけたり、散髪も一緒に行くほどとても仲が良いことで知られています。
妹はどんな方?
妹の高橋莉々さんも中学・高校と学生時代はバレーボール部に所属されていました。現在はバレーボールからは離れ看護学生として切磋琢磨されているようです。高橋藍選手と塁選手ともに妹と仲が良く、インタビューで妹とも仲が良いと話すこともあります。SNSでも2人の兄を応援しているというコメントをされていて家族で支えあっているところがほっこりしますよね。
今までの経歴
家族構成や高橋藍選手がハーフではないこともわかったところで、彼の今までの経歴を詳しく調査します。決して順風満帆な選手生活ではありません。しかし強みをいかしながら足りないところに取り組んで諦めない所が、彼の強さに繋がっていると考えられます。
バレーを始めたきっかけ
兄がチームに所属していたことで練習場所によく母と見に行っていました。バレーボールには最初は興味がなく見学してるだけでしたが、彼の母が「ポケモンカードをあげるから」という言葉で参加するようになったそうです。好きでもないバレーボールの練習が忙しく土日は友達とゲームして遊びたいと母に泣いて訴えていました。しかし中学に進学した頃から高橋藍選手自身がプロを目指したいと発言するようになったそうです。
春高バレー優勝
幼少期からバレーボールをしていた彼はもっとスキルを磨くために東山高等学校に進学しました。春高バレーと呼ばれる全日本バレー高等学校選手権はバレーをする高校生の間では夢の舞台です。兄の塁選手もエースとして春高バレーに出場した経験があります。2020年に彼はエース兼主将として春高バレーに出場し、全試合失セット0で優勝しました。チームを優勝に導くその活躍から最優秀選手にも選出されました。
大学進学とイタリアでの経験
東山高等学校を卒業した後は日本体育大学に進学しました。イタリアセリエAバドヴァから入団のオファーが来ましたが高身長の海外選手が多くリベロをすることが多かったそうです。その後、セリエAモンツァでは小さい頃から積み上げてきたリベロと世界で通用するスパイクの技術を磨き上げました。エースと呼ばれるまでに成長し、移籍1年目で準優勝に導きました。
試合において無敵な理由
パリ五輪の試合でも多く点数を取り活躍されていました。具体的にどのポイントがバレーボール選手として優れているのか解説します。
守備がピカイチ
幼少期上級生とともの練習をしていたこともありリベロを担当し、イタリアでも同じようにリベロを任されることが多かった高橋藍選手。そのため相手がどんなに強い、返しにくいサーブを打ったとしても瞬時に対応できるところが1番の強みです。世界選手権でもリベロは1人いるもののコート内にリベロが2人いるかのような安定した守備が固いチームになるということです。
体幹の強さ
バレーボールは一見筋力やジャンプ力があれば出来そうに見えますが、実は身体のしなやかさが1番と言ってもいいほど重要です。彼は体幹と柔軟性に優れ、どんな体制でもボールを拾うことができます。後ろを向きながら得点を決める「背面スパイク」は誰にもマネできない技としてSNSで多く取り上げられました。試合前には必ず肩甲骨などを入念にストレッチするそうです。
スピード感
トスをした後、レシーブをした後に次の動作に移るスピード感が他の選手よりも圧倒的に早いと思います。切り替えが早く出来ると相手チームからどんなボールが飛んできてもすぐに次の動きが素早くできます。スパイクを打つ際も動作に移るのが早ければ早いほど高く跳躍することが出来るとも言えるでしょう。そのスピード感こそが2メートル越えのパワーがある海外選手と真向に戦える秘密です。
まとめ
髙橋藍がハーフだという噂の真相を紹介しました。彫りが深い顔立ちをされていますが、実際はハーフではなくクォーターだということです。家族構成も見ていきましたが、兄はバレーボール選手で妹は看護学生でとても仲が良いということがわかりました。
彼の座右の銘である「勇気と信念が世界を変える」のようにこれからも世界で活躍されることと思うので高橋藍選手を応援し続けましょう。